3Dプリンタでピストル?

ゲームの中のアイテムだそうです。

ゲームの中で描かれているイラストを下絵に、3Dモデリングソフトでトレースし、立体化しました。長さは15cmほど、厚みは2cmほどです。これにさらに小さな部品を取り付けると完成だそうです。

  • ABS樹脂 28m使用
  • プリント時間 8h20m

このプリントに当たっては、片浮きが生じてやや下面が反ってしまいました。そこでプリントベースに貼るシートを、プリンタ付属のシートから、3M社のフォームシートに変更してみました。かなり食いつきがよく、反りがなくなりました。ヘアスプレーやスティックのりを塗るという方法もあるようですが、このシートではそのままでもいいようです。

それにしてもシートを張り替えたりするたびに、キャリブレーションが大きく狂ってしまうのは、何とかならないものでしょうか。プリントベースを支える3点のスプリング機構に問題がありそうです。ハードウェアの改良に期待です。

長時間のプリントのためか、プリンタのABS樹脂を送り出すローラーが滑るようになり、樹脂が出力されなくなるトラブルも発生しました。こちらは、樹脂フィラメントをいったんアンロードし、ローラー部分をブラシで清掃することで解決しました。

理由がわからず、キャリブレーションなどを繰り返していましたが、3Dプリンタは機械的なトラブルも多いようです。それにしても、何か操作するたびにノズルの温度を上げ、すぐに冷却することを繰り返すので、なかなか作業が進みません。プリンタのファームウェアの更新に期待したいところです。