学内FabLab

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  • 目的名称:学内ファブラボ教育プログラム
  • 事業概要:ファブラボを利用した次世代情報技術教育プログラムの開発運用
  • 事業の内容:デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた実験的市民工房のネットワークであるファブラボを試行的に設置・運営し、次世代の情報教育プログラムを開発する。オフィスソフト等のアプリケーション操作教育から脱却し、デジタル技術を用いた個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成する。技術教育との融合による教材とカリキュラムの開発を通じて、地域社会や各地のファブラボと連携した新たな協業協働関係を構築提供することを目指す。蓄積したカリキュラムや運営ノウハウ等は市民講座等を通じて検証するとともに、学生たちによる新たな起業創業のきっかけとしたい。同時に学外諸機関との相互ネットワークにより、継続的な運用と検証体制の構築を図る。

    具体的にはファブラボの代表的な工作機械である、溶解積層型の3Dプリンタ、レーザーカッターのほか、布や紙素材のカッティングマシンなどを備える。いずれもCADやデザインツールソフトウェアによる設計デザインをもとに、素材を加工することができる。これらのソフトウェアは、フリーソフトウェアとして提供されているものも多く、基礎的な技術を習得した学生らが自宅等でデザインしたデータを持ち込むことで、容易に加工できる。この加工データを公開・共有することにより、学内外を問わずものづくりのネットワークを広げ、新たな教育プログラムの開発検証を行う。

(2017年度 学長裁量経費採択事業)