メイカーズラボ豊橋の講座に行ってみました。
どちらも2時間弱の初心者向け講習(無料)。受講生5名と、とってもフレンドリ。豊橋技科大学の大学院生を講師に、一人1台のノートPCをつかってデータ作成と、実際にプリント造形まで体験させていただきました。
3Dプリンタ― データ作成講座
3Dプリンタのデータ作成は、無料のSkectup2016。最新版のSkectup2017では、3Dプリンタ用のSTLデータをエクスポートできないのだそう。こういう情報は、講習会ならでは。
簡単なモデリングで、薄いペーパークリップを作りました。薄いのは造形も速いからでしょうけど、超初心者には、複雑な形状は作れません。それでも基本的な作図や、不要線の削除、寸法指定などを教えてもらいました。
造形はMakerBot2。専用の造形アプリはほとんど設定もなく、すんなりとプリント。
レーザー加工機データ作成講座
後半のレーザー加工データは、2次元なので、Illsutratorで作図。こちらもCS2バージョンならある条件があえば無料で使えるのだそう。知らなかった。
こちらはネームプレートの作図。イラストはフリー素材サイトのシルエットデザインからillustratorデータをダウンロードして貼りこみ。カットは黒で、切抜きは赤(太さも指定があるのだそう)の線で、当然塗りつぶしはなしで。
データはtrotec300というマシンで加工。実際の操作は学生スタッフさんがやってくれましたが、Illsutratorで大きさなどを調整し、プリンタドライバ形式で、加工材に合わせてレーザー光の強さなどを指定。実際の加工機側で原料となるMDF材やアクリル板をセットし、原点や高さを調整して加工開始です。
ちなみに学生スタッフさんは、建築学科の修士課程なのだそう。こんな恵まれた設備を自由に使えて楽しいとか。いいですねえ。
講座とは関係ありませんが、濡れたおしぼりをカットして出すPurus(プールス)というマシンが面白い。豊橋のメーカーさんが作っているのだそう。冬は温めたり、除菌もできるそうで、うちにも一台ほしいな。価格は??