機材設置が始まりました。部屋の机レイアウトを少し変えて、電源とLANケーブルをOAフロアの床下に通します。いくつもの段ボールを開けて中身を出して、電源につないでは1台づつ試験運転を行いました。
ここで早くも1台の問題発覚。電源は入るものの、UVレジンプリンタの設定ユティリティが動作しない。これはメーカー問い合わせ待ち。
UVレジンライトまであって、ネイルアートにつかえる!との女子学生さんの歓声があがりました。でも残念ながら、手を入れたままでは安全装置が働いてライトは光らない。UVレジンと聞いて、ネイルアートを連想するとは我々には思いつきませんでした。
積層型の3Dプリンタは、初期設定を終えたものの、キャリブレーションが足りず、デモプリントは見事に失敗。調整を続けます。
UVレジンは各色各1Kg、ABSフィラメントも各色1Kgと段ボールいっぱいの消耗品。こんなに使い切れるのか!とも思いますが、学生たちは「いっぱい作れる」と喜んでいました。利用料は取らないの?と気にするあたり、経済観念があると喜ぶべきか。
レーザーカッターは、駆動するPCの設置に手間取り、試験運用は来週に延期です。説明書もドライバソフトも、Googleドライブで送られてくるという、さすがベンチャー企業の対応で、動かしてみないと何とも言えない。排気孔も30mmの穴がぽつんと開いているだけで、ダクトは洗濯機のホースを買ってきてつなげろって。だいたい扱える素材は何? PVCは使えないとは書いてあったけど。(PVCはポリ塩化ビニール。塩素ガスが発生するとか)
まだまだ・・・です。
ちゃんと動いたのは、カッティングマシン。さすが、信頼の日本メーカー。認証が必要な学内LANでは無理だけど、AirMacの無線LANポイントで難なく接続。iPadなどからWebサイトへログイン(またIDやパスワードがいる)すれば、簡単にカッティングできた。もっともコピー用紙程度しかなかったので、カッティングシートへの貼り付けや切ったあとで剥がす作業が意外と面倒。刃の出しすぎでシート自体に少し傷がついてしまった。納入業者さんが、これでもか、というくらい付属品を付けてくれたけれど、これはいったい何に使うのでしょう。