3Dプリンタ修理中

積層型の3Dプリンタ(Da Vinchi)が、フィラメントつまりのため、出力できなくなりました。エクストルーダーというプリンタヘッダ部分が詰まったようです。

理由はわかりませんが、フィラメントを交換し、2つ小さなデータで出力したところまでは問題がなく、翌日少し大きめの出力をかけたところ、全く何も出なくなっていました。

エクストルーダーは、交換できるようになっています。フィラメントが詰まっているため、フィラメントのアンロードもできず、やや強引にフィラメントを折るようにして取り外します。(ここまでは工具なしで可能)

エクストルーダー内部の基盤などは、星形ドライバや六角レンチなど手持ち工具で分解は出来ましたが、詰まったフィラメントはドリルなどで削り出す必要があります。

取り出したエクストルーダの基盤についているコードを抜き、ヒーターを止めているイモネジを六角レンチで緩めます。ヒーターの穴に、太めのレンチか何かを差し込んで回し、ノズルをはずします。ガイドパイプに詰まったフィラメントは、1.8mmのドリルでかき出しました。これでスムーズにフィラメントがノズルまで届くようになりました。(まっすぐなパイプの中で、なぜ詰まったのかは謎?)

これを元通り組み立て、プリンタにつないでノズルクリーニングを行います。修理できたらあらためて報告します。

修理は完了しました。(2018/10/24追記)

上記の手順でつまりを取り除いた後、元の通り組み立てて通電し、フィラメントが押出されることを確認しました。

前後して、メーカーサポートに問い合わせていた回答が、動画付きで送られてきました。それによると、詰まったフィラメントは、エクストルーダの表側にある「Don’t Touch」のラベルをはがして、隙間からフィラメントをカッターナイフで切断し、エクストルーダを取り出せということのようです。

取り出したエクストルーダには、そのまま配線をつないで温度を上げ、フィラメント挿入口から製品付属の掃除用ステンレス棒を差し込んで、フィラメントを押出すようです。これならドリルで内部を気付つける心配もなさそうです。

なぜフィラメントが内部で詰まるのかわかりませんが、対処法は確認することができました。