UVレジンを使う光造形3Dプリンタで、ようやく安定して出力できるようになってきました。
どこかを変えたつもりはないのに、出力したものがベースプレートから落下してしまうケースが続いていました。説明書に従ってレジンタンクからレジンを抜いて清掃し、水平校正をやり直してみましたが、改善しませんでした。水平校正の際、両手で押し付ける力加減や、上部のネジを固定するポイントがずれているのかと何度か繰り返したものの変わらず。
唯一ソフトウェアで設定できる「光強度」を0から+1に変更したところ、出力できるようになりました。説明には強度が落ちるようなことが書いてありますが、出力できなければ意味がありません。
現在はソフトレジン(フレキシブル)だけで確認しているので、次は通常のカラーレジンで試行してみます。光造形は中空の物体でも大きなサポート材が不要で、ボール状のものも出力できます。ソフトタイプは、少し硬めのゴムボールのようになりました。
レジンは、出力後に無水アルコールで10分ほど振り洗いし、さらに家庭用洗剤液に1時間程度つけて、UVライトを当てています。洗浄を十分にしないと、表面がべとついたり、油脂がしみだしてきたりするようです。光造形は精度の高い0.025や0.1mmピッチで出力できますが、出力終了まで様子がわからず、また、出力後の洗浄などの手間がかかります。