3Dプリンタの更新

3DプリンターをXYZ社のdavinci Pro からAnker社のAnkerMkaer M5 に更新しました。

davinci proは1997年以来稼働しておりましたが、突然、エクストルーダ(フィラメントの押し出し機)が加熱しなくなりました。ここは3Dプリンタの心臓部で、200度程度まで加熱しないと、フィラメントが押し出せません。基盤を見てみると、見事?にICチップが焼け焦げていました。メーカに問い合わせましたが、基板のみの提供はしておらず、メーカー修理になるとのこと。修理代や運賃などを考えると結構な金額になります。

そこで、モバイルバッテリなどのメーカーとして有名なanker社の新作プリンタM5を購入しました。当初は、ネットワークへの接続ができず、その原因を突き止めるのにメーカーサポートさんのアドバイスなども得ながら、2週間以上も試行錯誤をしました。

結果、学内LANのセキュリティが厳しく、プリンタが外部との通信ができないことが原因らしいと分かってきました。当面は、スマートフォンのディザリングを使いながらプリント作業をすることになりそうです。

M5のメリットは、なんといっても高速プリントが可能なこと。Daviciをはじめ一般的なプリンタは、30mm/秒程度ですが、M5は最大500mm/秒!プリント時間は大幅に減少できます。品質は多少低下しますが、この速度は大きい。

しばらくの間、使用するフィラメントの設定パラメータや、専用のスライサソフトAnkerMakeの設定などを試行錯誤しながら適正値を探ります。