レーザーでレザー加工

名古屋校舎からやってきた学生さん(自宅は豊橋ですが)。

フェイクレザーを素材に、レーザー加工機で10cm角程度の星型を量産していました。ここに、別に用意した星座の図案を配置し、さらにこれを2枚貼り合わせてミシンで端縫いして仕上げています。一体何に使うものかわかりませんが、いくつかのレザーで試行錯誤しながら、加工のパラメータを決めていました。一度パラメータを決めれば、何度でも正確に再現できるのが魅力ですが、このパラメータきめは時間も長くかかります。ようやく納得できる設定ができた頃には時間切れで、目標の個数を作れなかったようです。

星型の切断線は、タブレットのお絵かきアプリで描いたものでしたが、ラスター画像のため、そのまま加工すると、10cm角でも1時間近くかかかります。そこで、オンラインサービスを探してベクターデータに変換。輪郭線だと二重のパスになるので、一方を削除しました。これで、切断はわずか1分ほどで切断することができました。ラスタとベクトルの違いは、大きいですね。

デジタル加工といえども、加工には時間と手間がかかります。その分を見込んで計画を立てる必要がありそうです