このところ3Dプリンタの利用が多くて、レーザー加工機が忘れられていました。久しぶりに大物の加工テストを行ったら、加工機の中央部分で位置ずれが発生してしまいました。あわててテストパターンを出力してみるとX軸方向にぶれている様子。タイミングベルトなどの確認調整を繰り返してみましたが、改善しません。
しかたなくメーカーサポートへ連絡すると、X軸スロットや偏心プーリーの清掃と調整確認をとのアドバイスをいただきました。
そのとおり実施しつつ、あらためてあちこちを確認していると、レーザー光を反射する第2ミラーにゆるみを発見。これを締め直し、さらにフレームのコーナーを肯定するL字金具などのボルトもすべて増し締めしました。
その結果、見事に復活。あちこち調整したので、どこが一番のポイントなのかわかりにくいですが、ミラーのゆるみによって、加工機中央部分まで移動することでミラーがぶれてしまったことが原因のようです。
もっともまだ一部、フィル加工(塗り)とストローク加工(線)がずれることがあるようで、まだ調整が必要です。工作機械は、なかなか思うように動いてくれませんね。