PCのメンテナンス(交換?)

3Dモデルや出力制御に使っているパソコンの再整備を実行中です。

元々は15年ほど前に購入したメーカー製デスクトップ機ですが、数年前にCPUをCore2Duoに換装するとともにHDDをSSD化するなどして使ってきましたが、さすがに力不足が目立つようになってきました。CAD系のソフトを動かそうとすると、起動が遅いばかりか、Fusionなどはバージョンアップに伴って起動すらできなくなりました。

マザーボードの制約上、これ以上のCPU高速化はできないため、マザーボードごと交換することにしました。で、既存のマザーをとりはずし、いざ用意したマザーを入れようとしたら、なんとバックパネルのコネクタ位置が合わない。というか、ケースのバックパネルが取り外せないのです。さすが大手メーカー製だけあって、拡張性は何も考えられていないのですな。

仕方なく、ハンドニップル(*)を取り寄せて、ケースシャーシを切り開きました。こうした工具も、今は知る人も少なくなったようですが、学生時代にはアルミシャーシの加工には必須の工具でした。今回は鉄板だったので、切り開きには相当の力が必要で、おまけに用意した工具が少々頼りなくて、バックパネルサイズを切り抜くのに、30分以上かかってしまった。

手が痛くなってきたので、あとは、ゼミ学生たちに任せます。PCの組み立てなんて、今時は流行らないのは承知だけど、内部構造を知る良い機会です。